2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『氷菓』に続く米澤穂信の古典部シリーズ第二弾。これは長編の体裁になっていて、当時何年も前に読んだ時には面白いなと思ったのだけど、今読むと少し不満も出てくる。火付きの悪い主人公にハッパかけるのが、ある種どうでもいい第三者であること(シリーズ…
氷菓から連なる古典部シリーズ4冊目。これは最近存在を知ったので未読でした。短編集ですが、これはとても良く出来てます。古典部の一年間。一年生春から翌春までの季節の移ろいを、ほんのりとした人間関係の移ろいに合わせて渋く描いてます。大きな三つの…
ぶっちゃけて言うとこの物語シリーズ、最近のは全然面白くないんですけど(登場人物たちの掛け合いがつまらない=本がつまらない、とこのシリーズは直結しちゃう)。こないだの傾物語も率直に言えばつまんない。けどこの猫物語白は純粋に面白い。西尾さんに…
毎年の盆暮れ恒例だったうみねこも気が付けば最終話です。次にひぐらしでいう『礼』もあるらしいんですが、実質ep8が最終話。個人的には『うみねこのなく頃に”真”』というのが欲しいんですけど、ないだろうなあ。正直言って派手なドンパチが見たいわけでも、…
氷菓の評価を真面目にやってみたけど、このスタイルは非常に疲れるね。好きな作品だからよいものの。短い間隔で定期的にやるのは少なくとも無理だ。
「わたし、気になります」 というのが千反田えるの口癖だ。どうして鍵が閉まっていたのか、ある本の貸し出し履歴の奇妙さ、などなど。細かいことに好奇心という鎌首をもたげるのを躊躇わない小動物系お嬢様。氷菓に端を発した古典部シリーズのヒロインである…
あけましておめでとうございます。今年は頑張ります。