グッドラック

主に最近のことについて。あったこととか購入したものとかについてのメモ書きです。

その1 より好きになるためラルクを再評価する
20周年記念ライブに行ってから、割と聴き込んでる。もちろん、元々好きで聴いてたけど、シングルやアルバムのtrue以降の聴きやすいアルバム曲のみ聴いてた感じで、昔のアルバム曲とかはよく知らなかった。しかし聴いてみるとこれが中々良い。最近のアルバムでも、割とサボってシングルしか聴いてなかったりしてたけど、中々アルバム曲も良い。
1,DUNE
インディーズのアルバム。一曲目のSutting in the skyから2曲目のVOICEの流れが凄く良い。もちろん最初のアルバムだから色々拙いところはあるけど、楽曲自体が良いのかな。統一感というといまいちなんだけど、その時点で最良の手持ちの曲を集めました、という感じ。
2、tierra
眠りによせてや風の行方、blameあたりが、その後のシングルを連想させる曲調で、聴いてて結構楽しいものがある。一曲目のin the airラニバでも一曲目に演奏された曲。アルバムの世界観を表現してる一曲目だけど、ラルクのアルバムはどれも一曲目が神。だから一曲目がシングルだったりすると少しガッカリするんだけどね。
3、AWAKE
アルバム曲をあんまり聴いてなかった。My Dearとtwinkle,twinkleが良いね。枠線がハッキリした曲がこのアルバムは多いのだけど、そのなかでは割と枠線が曖昧な方の2曲。言ってしまえばフツーの曲なのだけど、trueやHEARTの頃の透明感や季節感みたいな印象を受ける曲。
4,GOOD LUCK MY WAY
最新シングル。こないだのニコニコのラルク生放送が面白すぎたのでつい買ってきました。曲調としては、前のめり気味のラルク王道疾走曲。READY STEADY GO自由への招待系。tetuya作曲は割といつもそうなんだけど、ちょっと言葉が多いかな…….。レディステもtetuyaだけど、あれは詩がシンプルで良かった。レディステはもしかしてラルクで一番好きなシングルかもだけど、これは一番にはなれない感じ。あと少しピエロのラストレターに似てるw とまあ不満点は幾つかあるものの、耳馴染みしやすい良曲です。とみに最近のハイドの声は聴いてて心地良い。シャウトと低音、ハイトーンのバランスが良くなったのかな。それとも、そういう風にtetuyaが作ったのかも知れない。いずれにしろGOODです!


その2 久遠の絆はテーマ性を薄めたから久遠の絆たりえた?
7月1日に久遠の絆のリメイクである『久遠の絆 THE ORIGIN』が出たので購入してプレーしてます。まだ平安編の後半? くらいだけど、なんというか……かつてのPS版が『久遠の絆』だとするとこのリメイクは、『久遠の絆(笑)』みたいになってる所がある。製作者も自覚あると思うんだけど……。ミステリアスで神秘的で驚異的な眼力でプレイヤーを引き込んだメインヒロインである高原万葉が単なるツンデレな人になってたり(その素養は当時からあったけどさあ。なんかなあ。眼力は常にではなく要所で発揮されるようになった)、登場人物が出会って直ぐに主義主張のやりとりを始めたり、それにやや偏りが見えたり等々、ちょっと力を入れて書きすぎてやりすぎな嫌いが見え隠れ、というか見えすぎてて少しキツイです。PS版の久遠の絆は、色々と削ったり直したり修正したりした結果、わかりやすさと透明感、神秘性となにより、主人公-万葉という明確なラインを主軸に、さまざまな人物の思いが入り乱れる感じだったのだけど、正直、この高原万葉は主軸たりえるのかな? あくまで平安編の印象でしかないのだけど、本来、恋人でありラスボス(最も謎の人物という意味での)である高原があれこれとでしゃばりすぎていてキツイ。
神剣の御使の高原と、祀ろわぬ神々の皇子である主人公の宿命こそがドラマチックであったのが久遠の絆であり、人も神も鬼もあらゆる森羅万象の平等性を説くのが久遠の絆ではなかったはずだ。もともとライターの人はそういう事を考えて久遠の絆を作ったのだろうが、程よくそれが薄められて、”繰り返す出会いと別れ”に重点を置いて書いていたからこそ、久遠の絆たりえ、また大勢の人に支持されたんじゃないかと思う。
その出会いと別れの神秘性や哀愁、冷たさなどが最も良く表現されていた幕末編が無くなっちゃってる事も今後の懸念事項なんだけど……。幕末編にはまあ、沖田総司が出てきていたんですが、彼と主人公の戦いで、神剣が折られるんですよね。主人公は特別な血筋で神剣の御使と通じ合っているという最強性を発揮するというのに神剣を折られるという衝撃。だからまあ神剣(笑)とか言われてたんですが、テーマ性って直接文章で言うのではなく、このようにイメージやモチーフ、物語で表現しなくちゃいけないんじゃないのかな。神と人の平等を説くために、人である沖田が神剣を折ったっていうのは、人≒神であるなによりの表現だったと思うのです。佐原はいっそテーマ性とか無くていいよ、と考えてる人間ですが、もう少し我慢して読み続けようかと思います。PS版>>>超えられない壁>>リメイク版であるのはもう揺らぎようもないのかも知れないけど。

その3 きらら本誌にムギはおらず、キャラットにこそムギがいる
きらら本誌で大学編、きららキャラットで高校編と並行連載されているけいおんですが、ムギがいないはずの高校編において奇妙にムギの存在感がありすぎて何か和める。新キャラの斉藤菫がムギつながりの人間だからというのと、去年までの部費が余ってるのはムギが全部支払いしてたから、なんて下りもあったり。だから、本人がいないはずの高校編において奇妙にムギの存在感があります。そのぶん大学編はいるはずなのに、セリフすら殆ど無かったりとか。まあ大学編ではまだティータイムすら無いから本領発揮してないのかも知れないけど。

その4 二ヶ月間島流しになる佐原
7月6日から二ヶ月間、出張でちょっと島に行ってきます。まあ台湾なんですけど。一度仕事で行ってるけど、前は二日しかいなかった。今度は二ヶ月ということで、ちょっと心構えも違います。向こうでもPC持ってってネットつないで、久遠やったりリライトやったり、SS書いたり漫画描いたりしていることでしょう。極力いつもどおりの生活をするつもりなので。