豊郷小学校を見に行こう!

タイトルのまんまです。サークル内で、けいおんの学校のモデルになった、滋賀県にある豊郷小学校を見に行こう、という話になりました。急だったのですけど4名の参加ということになり、けいおん舞台来訪オフ会が実現しました。以下はその道中記、つまりオフレポになります。まあまあ面白く書くことを意識しましたが、基本的におきたことをそのまま書いてます。ゆえに関係者とけいおん好き以外の人にはあまり面白くないかもしれませんが、気になる方は以下の続きを読むよりどうぞ。写真が多いので少し重いかも。



1 長岡→東京→滋賀
・地元の新潟県長岡市から、朝の八時過ぎの新幹線に乗る。車内で始発の新潟市から乗っていた、サークルメンバーのよるくろさんと合流する。長旅ですがよろしくお願いします。

・車内では、今日のことやけいおんの事や、よるくろさんの作品の事、サークルメンバーのこと、佐原が渡した現地訪問記念けいおん4コマコピー本(4ページ7編。総計5部)のこととかを話す。

・予定では、それから一時間後くらいに、新潟を出て群馬の高崎から同じくサークルメンバーの湯さんも乗ってくる予定だったのだが、そもそも乗っていた新幹線は、新潟の越後湯沢を過ぎたら後は東京まで止まらないという非情な新幹線だった。もちろん湯さんは乗ってこられない。

・怪しいと思いつつ乗った新幹線が、佐原たちが乗ったものより一本早い線だった湯さんは、一足先に東京で待っているとのこと。なかなか違う場所から同じ線に乗るのは難しいですよね。

・東京駅のホームに降りたときに、次のようなことが起きた。
よる「あ、佐原さん」
さは「は、はいっ」
よる「タグ付きっぱなし。それに、この格好ならソックス履かない方が良くないか?」
さは「(ぷくー)」
実際のやりとりやセリフとは違うのですが、上のけいおん!!第二期14話のようなやりとりが、実際に発生した。ようは、佐原が上着の襟後ろにサイズのシールを付けっぱなしにしていて、よるくろさんに取ってもらったという状況でした。期せずしてけいおんトレースとなったわけですね。幸先いいね!

・東京駅にて湯さんと合流。三人で再会を喜び合いつつ、滋賀に向かうべく東海道新幹線に乗り込む。

・東京から、向かうのは滋賀県米原市米原がどんなところかも分からないのだが、取り敢えず所要時間は2時間半くらい。さすがに遠いぜ。

・車内では、三人でまったりと、けいおんの話や作品のこと、サークルやサークルメンバーのことなど話す。湯さんにもコピー本を渡す。よるくろさんには、佐原が持参したけいおんアンソロジー4を読んでもらう。非情に質のよいアンソロなのですが、今日明日は徹底してけいおんをできるだけ詰めていくという個人的なコンセプトなのです。

・そんなこんなで米原に着いたのは1時半くらいだったかな? まったく右も左も分からない土地に到着です。


2 米原→京都→???
・予定では、豊郷小学校来訪は明日。宿は彦根にすでに取ってあるので、実は土曜日はもうこれ以上、これといってすることがない。さてどうしようかという所で、「そうだ京都に行こう」という話が持ち上がる。

米原から京都までは電車で一時間ちょっと。少し雨がぱらついていた。車内で何を話していたのか残念ながら失念。

・京都駅に着いてから、とりあえず昼食。駅地下食べ物街でトンカツを食べ、そのままの勢いで甘いものも食べる。佐原は栗入りぜんざい、湯さんはひむろみつ豆、よるくろさんはきなこパフェを注文。きなこパフェが止まらない〜などと口ずさみつつ注文の品が届くのだが、佐原の栗入りぜんざいはホットでした。湯さんがあまり寒い物や冷たいもの、寒い気候は得意ではないらしく、そして佐原は暑い時期に熱い物は食べたがらない暑がりです。湯さんの注文品は冷たいもの。ここに利害が一致した。

佐「換えようか。そのほうがお互いに良いよ」
湯「いや、佐原さんはそれが食べたくて選んだんだから。僕はひむろみつ豆を選んだし」
佐「固いなあ。柔軟に臨機応変で行こうぜ」
湯「いや、やっぱり選んだ責任がありますから。ここはお互い選んだものを食べるということで」

そして食べ始める。佐原のは直ぐに冷めてほどよく美味しく食べられた。しかし、湯さんの注文品は、後半どんどん残念な味になっていく仕様で(黒蜜とみつ豆が最後に大量に残るのだが、美味しくなくかつ飽きる)苦戦していた。しかし湯さんは、ちゃんと責任を取って食べきっていました。素晴らしいですね。

・お腹を満たしたところで3時半くらいだったかな。観光しましょうという事になり、タクシーで伏見稲荷大社へ。タクシーの運転手さんがノリの良い人で、よるくろさんと意気投合していた。見習いたいところですね。佐原は一瞬寝つつ、タクシーの人としゃべらない性質なので終始だんまりしていましたが、都道府県についてよるくろさんとお話した。

伏見稲荷大社に到着。タクシーの運転手さんはざっくばらんとした人で、20分か30分くらいかそこら待ってますよと言ってくれた。そして湯さんは周到で冷静な人なので、リミットは30分ですか?などと念入りに確認をしていた。見習いたいところですね。

・数多の鳥居をくぐり抜けて行く。

山であり大自然の空気が気持ちいい場所で、よるくろさんが凄く元気に行動していた。いわく自然の中にいると力が出てくるそうだ。対照的に、湯さんの動きが妙にキレがない。いわく大自然にいると力が出ない。まるで力を大自然に吸い取られているみたい、とのことだった。

・てっぺんで重軽石に挑戦。重いと思って持ち、軽いと思って持ち……というあれです。三者三様の結果が出たが、なんかいろいろルールが煩雑なので忘れました。佐原はなんか持つたびに重くなりましたよ。休憩所で、幽霊と信教について話す。

・入り口付近に戻り、折角だからとおみやげを購入。三者三様の品物を買います。あまたの鳥居の一番最初のものに記載されていた名称について、少し論議があった。

・たぶん予定の30分をかなりオーバーしていたはずだが、タクシーの運ちゃんは気前よく待っていた。その後、ちょっと早いけど夕飯にしようということになる。なにぶん宿は滋賀なので、滋賀まで帰らないといけないのを想定し、前倒し前倒しというのを意識していた。先斗町に美味しい水炊きの店があるとのよるくろさんの提案により、先斗町へ。

・しかし目当ての店はなくなっていた。仕方ないので鴨川沿いで他の店を捜すが、鴨川の見える店はかなりハイソな店ばかりで、どこも予約で埋まっていた。なので一本道をずらして、大衆的なしゃぶしゃぶ屋さんに入る。しゃぶしゃぶって食べた記憶あんまり無いなーということで、よるくろさんに教えてもらいながら食べる。食べ放題の元を取る事、二条戻り橋についてなど話す。あと店長風の人がジャンヌダルクのyasuに似ていてやばかった。

・店を出たのは8時過ぎくらいかな。三条駅だったかな?そこから京阪駅へ行き、そこからはあと乗り換え無しで、一時間ほどで宿を取ってある滋賀県彦根市に行けるはず。京阪で乗り換えたあとは長い。車内でまったりと佐原の持参したPSPけいおん放課後ライブなどをプレーしてもらったりした。よるくろさんは流れる音ゲーが苦手らしく大苦戦していたが、対照的に湯さんは「これは環境され整えば簡単」とはじめに豪語したのち、一瞬でコツを掴んでいた。そんな感じでひたすらまったり楽しんでいた

・電車に乗ってから一時間ほど経ち「なんか車内アナウンスがヘン」と違和感に気付き、慌ててたまたま止まっていた駅で降りると、辺りは夜の闇。つまり街頭もまばらで、カエルや虫の鳴き声と、特有の夏の草の匂い。一瞬で辺境の田舎だと理解できた。「ここどこ?」と三人で状況整理に務めるため動く。改札が無いのでそのまま出ると、民家もまばらで、というか無い?というような場所で、駅と田んぼと道と木とかだけあった。


うひゃー、マジでここどこ?




3 ???→彦根
・取り敢えず場所を調べる。本当は琵琶湖の下の方の彦根市に行こうとしたが、何故か途中の分岐で琵琶湖の上の方へ行く電車に乗ってしまった。ちょうど琵琶湖挟んで反対側に目指す彦根があるような位置だった。地図で表すと以下のようになる。近江中庄駅というところでした。

・色々調べ、実はそのまま電車に乗っていたほうが、まだ彦根近くまで行けたらしいと知り、次の電車に乗ろうねということになるが、次は40分後。「じゃあヒッチハイクしよう」ということになる。……いや明らかに佐原はヒッチハイクをしようとするような人間ではないのですが、俺のオフレポの書き方だとこうなるのです。

ヒッチハイクはよるくろさんが頑張ってくれたが、車は停まってくれなかった。残念だが当然といえば当然で、おれだって車に乗っていたらそりゃスルーするさ。ヒッチハイカーへの対応で最も正しいのは何か、というような話もした。

・そうこうしてるうちに電車が来る。しかし3駅進んで終点になってしまったため、まだまだ彦根には遠い。電車ももう無いので、やむなくタクシーを使うことになる。もう一度、以下の地図に道程をまとめてみる。

……実は琵琶湖一周旅行だったんだよ! な、なんだってー!?

・タクシーで彦根へ。運転手さんはそれほどノリのいい人ではなかったので、後部座席の佐原とよるくろさんとで、星のことや部活のことなど話す。湯さんは眠っていた。一時間ちょっとの道のりで、金額は1万5千円。タクシーで払う金額じゃない!

彦根のホテルに着き、そこで隠上さんと合流。取り敢えず開幕コピー本ぶっぱ。「佐原さんホントにムギ好きだねー」と笑われる。好きなことしか好きになれない性質なんです。夜の12時くらいだったかな? いちどチェックインし、近くの居酒屋さんに入り、まったりと話す。ここで一番いろいろ話したかな。ワーアパのこと、ガラス村のこと、けいおんのこと、けいおんの楽曲のこと、次のワーアパのこと、ときど(格闘ゲームプレイヤー)のこと、FFのことなど。

ワーアパ2は作品自体やその作成過程に色々と問題があった。それはある程度予想できたことだけど、2で最初にSSを書いてメンバーに仕掛けて行った佐原は、ある程度そうなると予想していた。でも、その問題を悩んで解決するというプロセスも体験したかった。とはいえ佐原としては作品自体はそこまで不出来とは思わないが、より良くしていくために反省点として作品について考えたのは以下のこと。今考えたことではなく、いずれも2製作後すぐに考えたことです。
?作品ごとの時間軸がバラバラ。
?作品ごとの舞台がバラバラ。
?キャラクター間の楽しいやりとり、日常性がほぼない。
?それぞれのSSがそれぞれで完結しすぎている。
?分量がバラバラ
作成過程については以下のこと。
a.制作期間が長すぎた
b.話し合いが少なかった
c,締切りが守られていない

今回の話し合いであった、次回作のパラレルワールド案は個人的にはやや反対。”同じアパートに住んでいる”というのが、1にあった面白さのひとつだと思うので。リンクが難しいというのはあるので書くのはラクになるかもだけど、それにより余計に詰まらなくなるように思う。とはいえ反対するのは”作者の都合だけの安易安直なパラレルワールド”であって、それ自体に反対はしない。世界観や物語における必然性があれば良いと思います。読者が納得出来る範囲でそれが実現できれば良いかと。

・5時の閉店間際まで話してホテルへ戻る。さすがに直ぐに寝ました。



4 彦根→豊郷 豊郷小学校
・翌朝9時半に起きて、ぼちぼちと行動開始。

彦根駅前のコンビニで朝食。みんなで駅前の公園で食べる。

・十時くらいに彦根駅から数駅離れた、お目当ての豊郷駅へ向かう。スパ4のことを隠上さんと話した。

・15分ほどで豊郷駅に到着。のんびりとした静かな街でした。駅とかはもっと秋葉原駅みたいになっていると思ったけど、意外に、というか全然そうでもないが、豊郷小学校への道中のところどころにそれらしきモニュメントが。

飛び出し禁止を言いたいのは分かるけど、なんで飛び出してるポーズなんだという突っ込みもさることながら、「和ちゃんは飛び出したりしない!」という一同の共通見解を得た。

・駅から十分くらい歩くと豊郷小学校に到着。そっくり桜高だ!

駐車場完備だから車で来る人が多いみたい。学校前の駐車場には痛車やコスプレをしてる人もいたしで、人の出は多かった。でも多すぎずという感じで、よい感じです。

・正門から左手の建物でいろいろと物販していたので、入場料の代わりの意味で色々と購入する。(入場料はタダなんです)購入物はムギのTシャツ(3000円)、はいおく!のステッカー(400円くらい?)、ムギのキーホルダー(500円くらい?)、ギー太型クッキー(300円くらい?)。湯さんも色々と買っていた。奥のほうに楽器やグッズ、来訪者の方々が置いていったイラストカードなどが飾られていた。どなたのものか存じませぬが、すごく気に入った一枚があったのでパチリ。

唯って主人公の割に、真ん中じゃなくてもちゃんとおさまってくれる良キャラですね。

・次に正面の本校舎へ。教室はほぼすべて立ち入り禁止だけど、廊下は全て歩くことができる。お目当ての音楽室は3階。いろんなトコが驚くほどそっくり、というか同じですね。階段手すりの亀とか、つい触るわー。

・音楽室入り口。レコーディング中!

ティーセット。ムギは、「ティーセットは全部撤去すべきです!」といい放った後輩に、専用ティーカップをプレゼントしてるんですよね。

しょうがないことだけどティーセットには結構ホコリが積もっていた。いかんなー、ムギもっと頑張らないと、などと湯さんが言っていた。掃除だけでなく、湯さんはムギもっと頑張らないと、と言うことが多い気がする。作曲についてとか。布持ってたら俺が拭いたかもしれん。

・室内の間取りはやっぱりけいおんと同じで、お茶する音楽室と、となりの準備室とで構成されている。準備室では自由に楽器鳴らしてもいいようになっていて、数名の方々が気ままに楽器をいじっていた。コスプレして弾いてる人もいました。うちら文学ガラス村としては、よるくろさんが楽器を借りて演奏してくれました。けいおんの楽曲数曲と、オリジナルの楽曲一曲。オリジナルの方は、デビューシングルのカップリングのような印象で、聞き込むと好きになれる感じの曲でした。

・佐原は楽器は素人なので、ギターを持って(持つだけ)ふわふわ時間とか歌ったりしてました。あと教えてもらってCのコードだけ覚えられました。

・音楽室のホワイトボード。佐原の描いたムギがどこかにいます。一度描いてみたかったの〜。

・本校舎を出て、正門から左手には講堂があった。椅子のある講堂とか初めて見ました。三角座りしなくていねと言ったら湯さんに笑われた。記念に座ったアングルから一枚。

けいおんによることが八割占めるのだけど、木造校舎特有のにおいとか、人が歩いてつるつるになった階段のヘリとかが懐かしい感じで、なんかいるだけでも楽しかったです。素晴らしい場所だと思います。また来たいね! 12月の映画の時とかに!

・豊小を出ると、電車の時間に間に合うか間に合わないかのかなりギリギリのラインの時間。終盤はダッシュでしたね。隠上さんがよるくろさんの荷物も持ってダッシュしてくれたお陰で何とか間に合いました。彦根に戻る。


5 彦根
彦根駅に戻り、駅近くのご飯屋でお昼にする。めいめいに色々と注文して食べるが、隠上さんが名物的なものはどれかなという感じで、鮒寿司を頼む。好奇心と責任のあり方について考えた。

・よるくろさんは用事ができたということで、一足先に東京に帰ることになった。また今度ね!

・さてどうしようかということで、彦根城ひこにゃんに会いに行くことになった。タクシーで向かう。

・このあたりは少し疲れていて、ちょっと適当でした。よく言えばゆるい雰囲気です。下の写真のようなゆるいギャグも飛び出すぜ。

天守にふれたよ!

・あいにく時間の問題でひこにゃんに会うことは出来ませんでしたが、まま面白かったです。豊小と比べるものでもないけど。

・帰りは歩きで彦根駅へ。少し時間が余ったのでどうしようかなーという悩みどころでしたが、結局駅周辺でまったりとしていることに。コンビニでアイス買って食べて、がんこ屋という本屋に行き湯さんがけいおんアンソロジー4を購入。無料の東野圭吾読本なんてのを貰ったら隠上さんに「佐原さんホントに東野好きだねー」と笑われた。好きなことにしか(ry あとは電車の時間までマックで駄弁ってました。物事の終わり際は割とこんな感じなのがリアルなのでしょう。

・4時くらいに彦根駅改札で隠上さんと別れる。スケジュール的にしょうがない部分もあったんだけど、もっと隠上さんとガラス村とワーアパと、今後の活動について話したかった。当時メッセで相当話したんだけど、リアルではあまり話したことがない気がする。今度ぜひ! というわけで今度あそびにいくよー。12月3日くらいがかなり怪しい。都合で来られなかった牧村くんにも会いたい。どうしても言いたいことがあるんだ!


6 彦根→東京→新潟
・帰りの東京への新幹線の中では、主に湯さんとガラス村について話す。よりよいサークル活動についての手順(仮)です。手順というといかにも仕事的でつまらなそうですが、こういうことを疎かにする複数名の合同サークルは、一度きりの活動で解散するのだと思う。それが悪いとは言わないが、佐原はガラス村を当面続けたい、もっとアパート書きたいと思っているので。以下、話し合ったうえで出てきた同人誌作成手順になります。

1 事前打ち合わせ(ネット会議)
どういうものを書くか? どんな雰囲気でやるか? 季節や舞台はどうするのか? などを話し合い、おおよそ決定する。だいたいの分量や書式(句読点、三点リーダ、行頭1マス開けなど)の周知徹底もここで図る。誰が最終的な編集を行うのかも決める。

2 締切りを設定する(サークル内)
あるていど余裕のある数字で良い。これは印刷所の絡む締切りではなく、あくまでサークル内締切りとなる。

3 全員が執筆を行い、完成させる
プロットだけ、とか未完成部分あり、とかではダメ。

4 全員の分をおのおのが読み、意見を記録する
ここがイマイチとか、読みにくいとか。こうしたほうが良いとか。

5 完成後打ち合わせ(リアル会議) 
実際に会い、おのおのが考えた意見について話し合う。すべての意見について話し合い、メンバー間で見識や見解を深めていく。最終決定権はそれぞれの作品に対して、それぞれの作者が持つ。みなの意見を聞いてそのように修正してもいいし、もしくは変えられないのなら、その理由を述べる。あくまでも作品の責任は作者が持つ。他作者作品へのリンクについても作者に直接伝える。

6 締切りを設定する(印刷所)
参加予定イベントなど探し、本チャンの締切りを設定する。

7 作品の手直し
それぞれの作品をそれぞれの作者が手直しする。でも、必ずしもしなければいけないわけではない。必要に応じてリンク作業もここで行って良い。

8 編集
編集担当者が編集を行う。改行ミスなど致命的なものは編集者が直すが、小さい誤字や物語の整合性とかまでは見なくとも良いと思う。気づいたら気づいたで、自分で直すか作者に直させるかどちらでもいい。直さなくてもいい。あくまで作品の責任は作者が持つ。でないと編集人が大変だから、極力負担を軽くすべき。

以上のようになります。ここまで書いて、挿絵や表紙について考慮していなかったことに気付きましたが、いっそ挿絵や表紙はなくてもいいような気がしてきました。

・2時間くらいしゃべり、残りの時間は湯さんも佐原も寝ていました。

・8時過ぎに東京につく。すみやかに上越新幹線に乗り換える。

・駅弁食べようという湯さんの提案があった。ホームで並んでいたので湯さんが買ってきてくれる。佐原がとんかつ弁当、湯さんは30品目弁当。

・あとはまったりと、というつもりだったのだけど、駅弁効果で二人に元気が戻ったのか、けいおんの二次創作の話になる。けいおんで長い話を作るならどうするか、というような内容だった。佐原は最初、タイムトラベルして過去に行った唯たちが、過去のさわちゃんと交流し、などという話を提案したが、なかなか上手くまとまらなかった。

佐「まあ過去に行ってもねえ。さわちゃんと会うとき以外は何してるんだって話だよね」
湯「練習してるとかね。元の時間軸に戻れる足がかりも見つけられず、淡々と練習していく……」
佐「相変わらず渋いね。でも練習したって大して意味が」
湯「HTTが必死に練習して、それが後々のレベルアップに繋がり……メジャーデビューを果たす」
佐「まじか。ん、でもそういうの、すでに有りそうだよ」
湯「いやいや、もっとヴィジュアル系的に詰めていくんだよ、そう……」

湯、佐「「ラルクだ!」」
※このへんからタイムトラベルはどうでもよくなります。

湯「メジャーデビューしてもう超人気になる」
佐「でも最初はきっと低迷するよ。ふわふわとかU&Iじゃ売れないかも」
湯「でも、輝けガールズで一気にブレイクしたりとかね。澪とかも曲を作り始めたり」
佐「いいね! ラルクみたいに曲ごとの個性だ」
湯「んで、そのうち澪がソロ始めたりして、そしてやがて唯との対立構造が生まれ……」
佐「お前それがやりたかっただけだろw」

唯と澪の対立。湯は有り、佐原は無し、という立場でまったりと討論をすすめるが、徐々に湯さんが降りる駅も近くなってきたので、真面目に話を進めていく。

佐「そのうち活動休止したりしてね。ヤクとかで」
湯「それはダメだよ。唯以外ならそれは許されないことだよ」
佐「唯ならしょうがないよね。それはまあ無しとして、結婚出産によるメンバーの一時離脱による活動休止とか有りそうじゃん」
湯「え、誰が?」
佐「そこはもちろん唯でしょう」
湯「いやそれは無いね。というかダメだね。だめだめ」
佐「いや有りだって」
湯「いやいや男性読者が納得しないから」
佐「江利子的熊男でねとられ気分を和らげるとか」
湯「あれは江利子だからであって……そう、唯に釣り合う男がいない!」
佐「ハイドとかw」
湯「ハイドwwwハイドならしょうがないwww」

・唯の結婚妊娠出産、佐原は有り、湯は無しでまったりと討論をしていたところ、湯さんの降りる駅に到着する。最後にとんでもない話題に遭遇したなあ、という感想を得つつ別れる。お疲れ様でした。

・そこから帰りの新幹線の中では、HTTとラルク聴いてました。地元についたのは夜中の11時。すんごい長旅でしたが、長さに見合う楽しさのある旅でした。みなさんお疲れさまでした。