気持ちの問題

余計なことを知らなければ気持ちの変化もないんだけど、知ってしまえばその事実に対して気持ちは相応に変化する。結果として悪い方向に変わったとしても知ることには何の罪もないわけで。知ろうが知るまいが事実は確かに存在するわけだから知ることは無駄にはならない。むしろ知らない方が罪と言えるわけであり、知ることを止めるのは停止と停滞。ただどうやって気持ちに折り合いを付けるのかという問題のみが残されるのだが、とみに自分の場合そういう問題が残されることが多い。寝て起きれば問題など忘れていることは多々あるけど、それで問題が消えるわけじゃない。だったら問題を解決するしかないんだけど、そうすると自分の問題解決力との相談になる。自分のことは自分が一番よくわかっていて、解決できない問題に悩む自分を説得するのは慣れた作業だから容易なんだけど、それでは何の進歩もない。だったら進歩しれという話になるけど、じゃあ進歩って何だろう、というところから始めるのは単なる逃げでしかないよね。