嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

ペルソナばっかりでもあれなんで読んだ本の感想。これはまた懐かしい西尾風味。西尾氏がどんどんシンプルになっていくのに対して余程らしいというか何と言うか。個人的にはシンプルなほうが好きなんだけどね。何でも。でもこれはこれで面白かった。何が面白かったんだろうと思い返してみると、誘拐シュミレーションみたいになってたところが面白かったのかも知れない。なんというクライムノベル。作者の人は相当若いみたいだから、このシリーズも結構出てるみたいだけど、とにかくがんがん書いて欲しいものです。
でもって、ペルソナはマナの城を終わらせる。攻略サイトは見てるけどガイドブック無しだからダンジョンで迷うこと迷うこと。ペルソナが直ぐランクマックスになるから、降魔ペルソナがちょくちょく変わる。マトモな魔法がない状態だと、クチサケ相手に全滅の危機に瀕することになる。まあそれは緻密にやってないせいなんだけど、緊張感があってよいです。そういや今回、階段でも敵が出てくるようになってる。PS版では格好のSP回復ゾーンだったんだけどなあ。