突然ですが、「謙虚になれ謙虚になれ」と自分に言い聞かせることが、たまにあります。どういう時にそれが実行されるのかと言うと、何らかの物事に対して、自分と相手の解釈が異なるとき。意見に齟齬があるときなど。他にも事例は枚挙に暇ないけど、まあそういう時ですね。
それは、自分の考えは正しい。けど相手の考えも正しい。という割り切った考え方というわけではなくて。もちろん自分の考えを押し通すことでもなくて、相手の立場や気持ちになって考えてみよう、という論理の転換と、それを実行するための謙虚な気持ちです。論理や理屈だけでそれを実行し、自分と違う相手の考えを理解したとしても、それは理解しただけで認めたことにはならない。何故そういう考えに至ったのか、という気持ちや精神を理解してこそ、認めたことになるんではないかと。そうすることで、相手の考え方が実感を伴って理解することが出来ます。
謙虚さを忘れないようにするという自戒のためであり、自分自身の考え方の引き出しを増やすためでもある。そうありたいものです。