クイズ番組

今日び道を歩けばクイズ番組に出会うというくらいに同番組が盛況をほこっているわけであるけど、雑学系か真剣系か、あるいは不真面目系という三つのジャンルに分類することが出来ると思う。
雑学系というのは読んで字の如く雑学を主題にしたもの。正解を聞くとへーと思わされるもので問題が占められているパターンだ。当然笑えるトークなども適宜挟み込まれてハイテンションのままに番組は終わる。これは今の主流だと思う。似たような問題が番組ごとに被るときもあるけどまあ、それなりに面白い。
不真面目系というのはわざとパネラーに珍回答をさせて司会者が突っ込んで笑いを取るパターン。顕著なのはヘキサゴンだけどこれは個人的には苦手。明らかに小学生でも解ける様な問題を故意に間違う様は見ていて不愉快です。そこが面白いんじゃないかと言う人もいるんだけど、間違いが面白いのではなく、司会者の突っ込みが面白いんだよね。「また凄い回答の奴がおるなあ」と笑いの下地を整えた上で間違い回答を発表する。回答自体は面白くないけど司会者のトークが巧いから笑えることもある。でも実際的にクイズを楽しみたいと思う視聴者には煩わしいだけなんだよね。
そして真剣系。これは数は多くない。平成教育学院とかQさまとか。単純な雑学ネタではないから問題作るのも難しいのだろう。どちらも教科書や有名私立入試とかからの引用なんだけど、だからこそ純粋に難しく、だから面白い。参加者も真面目に問題を解いてやろうというクイズ好きばかりが名を連ねるから、面白いトークこそ混じれど雰囲気は真剣そのもの。個人的にはこういうのが好き。