スキマフェスティバル7『省エネの秋』


終了しました。ありがとうございました。上の写真は省エネの秋のサークルスペース風景です。飛騨高山のイベントと含め、佐原の表紙にしては沢山の方に手をとってもらえて、やった甲斐があったという気持ちでした。
とはいえ、きちんとした実力のある絵師さんの表紙だったならば、もっと沢山の人に届いたわけです。これまでそうしていたのだけど、それが今回は色々な事情で出来なかった。
佐原の所属する文学ガラス村というサークルは、内容ありきで、同人誌という体裁とか、より多くの人に届けるための宣伝手段等にはあまり力を入れないサークルです。良い内容さえ作れればそれだけでいい、というある意味ストイックな集団です。もちろん収録されるSS作品についてもいつも全力なので、身内の贔屓目を差し引いても、少なくとも値段に相応の価値があると佐原は思います。そういうスタンスが、佐原がガラス村に所属しつづける理由の一つではあります。
話は戻りますが、表紙についてはやはり色々と心残りはあるところなので。絵師じゃない佐原が作った表紙で、間に合わせなので。仕方ないといえば仕方ないのですが、今回は概ねやりきった感じで、内部評価も高い本なのですが、個人的に唯一の心残りは自分の表紙でした。という話でした。
そんな悲喜こもごもの氷菓ノ小話集については、書店委託販売を予定しています。では。