おおきく振りかぶって11

おおきく振りかぶって(11) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(11) (アフタヌーンKC)

最近ご無沙汰していたけど、久し振りに読んだらめっちゃ面白かった。スラムダンク読んでるとバスケがしたくなるんだけど、これ読んでると無性に野球がしたくなるという、野球が好きで好きでしょうがない連中の高校野球漫画。青春とかスポ根とかでなく、本当に”野球”漫画なんだよね。常に考えながらする野球、まあ実際やってる人にとっては当たり前なのかも知れないけど、野球だけでなく頭使って考えながらやるスポーツの楽しさが分かる。俺は中学までは体育系の部で頑張ってたのだけど、別に考えてなかったしだから楽しくも無かった。だから高校では体育部に入らなかったんだけど、もう一度高校生がやれるならスポーツやりたい、と思います。これはそういう影響力のある良い漫画。
さて内容だけど、投手の三橋君と捕手の阿部君が目立ってた序盤に比べ、巻を重ねた今はじわじわ周囲のキャラにもスポットライトが当たりつつある。まあ今のところ主に田島君と花井君か。野球だから、目立つ選手というと投手捕手と、先頭からクリーンナップあたりがやっぱ目立つのだけど、下位打線のほうにも徐々に描いていって欲しいものです。