マリア様がみてる ハローグッバイ

マリア様がみてる 33 ハローグッバイ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 33 ハローグッバイ (コバルト文庫)

色々考えたけど、やっぱりこれを書いてないのは嘘という気がする。内容としては『いとしき歳月(後)』を踏襲している感じ。令と祥子の呼び名の問題とか、なかなか読んでて楽しかった。とはいえ、読み終えた直後には、最終巻といえど終わった気がしなくてもやもやしたけど、マリミテといえば祐巳と祥子の話であるから、可南子や瞳子の話が予想外に長引いたとはいえ、終わり方としてこれ以外にないなと、読み終えて十日ほど経過した今は、そんな風に思います。とはいえ可南子や瞳子の前向きな活躍は読みたかったし、由乃と菜々の話も色々読み足りない気もする。でもそれって、良く考えたら昔からそうだったなーと思う。読み足りないから自分で補完してSS書いてたわけだし。そうやって色々と作中の隙間をねんどで埋めるみたいに考えてるうちにマリミテ好きになってったというのもある。最初から最後まで自分の中で別格だったと思えるのは、多分良い事だと思うのです。客観的な評価?そんなの大して重要じゃないですよ。とまあ非常に個人的な感想だけど、こんなところで。