NHK杯

フィギュアスケートの話です。GPシリーズの一つであるNHK杯。名前からすると日本人オンリーの大会っぽいイメージなんだけど、別にそんなことはない。まあ地元だけに日本人選手はみな良い滑りだったと思います。日本の氷は日本人によくなじむぞ。今回は、ここのところ大きな大会に参加していなかったらしい鈴木明子選手が出場していたのですが、ジャンプも高いし演技もバランスの良い柔らかい演技で印象に深かった。SP、FS共にジャンプでいくつか着氷の乱れがあったから二位に甘んじていたけど、ノーミスだったら……まあ浅田選手がいるからどのみち二位だっただろうけど、欧州のトップスケーターを負かせるくらいの点数が出ていたと思う。日本のフィギュアっ勢てホント強い。モンゴル勢にいいようにやられっぱなしの相撲じゃなくて、フィギュア国技にすればいいのに。というのは失言の一種に該当するだろうが、個人のブログレベルでならいいよね。まあともかく、ぶっちゃけた話安藤の出ない大会に興味は沸かないのだが(ぶっちゃけ過ぎ)、今年のNHK杯は面白かった。さて残すはグランプリファイナルのみ。六人の出場枠のうち三人が日本人という事態だが、他の選手も各国、というか各大陸のトップ選手ばかり。ここまでくると「転ばなかった人が勝つ」という感じだが、日本人選手の転ぶことを恐れない演技を見たいなと思います。