卒業前小景

マリア様がみてる 32 卒業前小景 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 32 卒業前小景 (コバルト文庫)

マリミテ新刊読みました。単体でも読めるけど明らかな次への伏線もちらほら。もう次で卒業かぁと感慨にふけりつつ、作中時間では一年半弱しか過ぎていないのですね。なんと密度の濃い高校生活か。自分がマリミテ読み始めたのは『涼風さつさつ』から。そこから考えると半年しか過ぎてない。途方も無い長い時間が過ぎたような気もする。まあ、特に祐巳らの二年生時における中盤というと色々とSSで個人的に補完しまくったので、ひときわ長く感じるのかも知れない。って、全然今回の話の感想になってないじゃん。
総じていずれの短編も面白かったです。聖と由乃の二人でのからみとか、原作では滅多にお目にかかれないし。というか皆無だったかな? いわゆる予想に違わないやり取りだったので読んで一安心という感じでした。